情報科学屋さんを目指す人のメモ(FC2ブログ版)

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LaTeXで修論・卒論を書いているなら今すぐ表紙を差し替えるんだ! このエントリーを含むはてなブックマーク

タイトルは言い過ぎですが、とってもおすすめなのでぜひ。

修論や卒論となると学会の論文とは違ってLaTeXのフォーマット(テンプレート)が完全に指定されている訳じゃなく、表紙を自分でレイアウトする必要が出てきたりします。

先輩のお下がりテンプレートで書くことが多いと思うのですが、そのテンプレートがあくまで先輩からのお下がりであって大学からの指定テンプレートでない限りは、表紙で多少のオリジナリティーを発揮して良いはずです。あまり派手すぎたりするのは良くないでしょうし、最低限記載すべき内容(タイトル・学籍番号など)は指定されていたりするのでほどほどに。

発表会で回覧するときにちょっとおしゃれだと興味を持ってもらいやすいかもしれないですし、表紙の文字レイアウトがへんてこだとなんだかなぁ、ってなります。

ただ、LaTeXで文字や画像の細かいレイアウトをいじろうとすると、ちびちび数値指定しては実行して出力を確認してという作業に陥ります。こういうの好きじゃないんです、はい。こういうのは間違いなくGUIで行うべきです。結局数値指定のめんどくささにレイアウトのほうが妥協されていく結果が見えます。

そこで、もう1ページ目をまるごと画像(.epsなど)にして、その画像ファイルはIllustratorなりで作ればいいだろ、という結論に至りました。LaTeXの中でタイトルを変数指定して、自動でレイアウト~という需要があるほど一人が何度も卒論や修論を書くわけでもないですし。一度限りの修論は一発画像で攻めたいと思ったわけです。

表紙をまるごと画像ファイルに差し替える方法

いろいろ調べて試した結果、とりあえず自分の場合はこんな感じでうまくいきました。

まず、もはや意味がないので、「\title」や「\author」などの表紙に出力される変数を指定するコマンドを消します。 次に、それらを表示していた「\maketitle」も削除してしまいます。

すると「\begin{document}」の後ががら空きになるので、その部分に次のように書きます。

\enlargethispage{\paperwidth}%
\thispagestyle{empty}%
\vspace*{-1truein}%
\vspace*{-\topmargin}%
\vspace*{-\headheight}%
\vspace*{-\headsep}%
\vspace*{-\topskip}%
\noindent\hspace*{-1in}\hspace*{-\oddsidemargin}%
\includegraphics{cover-page.eps}

あとはその続きに表紙以降のコンテンツを今まで通り書くだけです。

ポイントは、「.eps」ファイルをちゃんと表紙のサイズ通り作っておくことです。サイズ指定するとうまくいかなかった、というのもありますが、TeX側で引き延ばすような表紙をデザインするのは良くない、というところもあります。つまりA4サイズなら210mm x 297mm というわけです。これでepsファイルを作っておきましょう。ここではcover-page.epsという名前

ちなみにLaTeX実行時に「thesis.tex(84): Overfull \hbox (112.96873pt too wide) in paragraph at lines 84--87」という警告が出ますが、最終的な結果に問題はありませんでした。

結果

これで思いのままに表紙のレイアウトができるようになりました!今まで\vspaceとか書いてたのは何なんだろうという爽快感です。もうみんな卒論・修論の表紙は全部これでやればいいのに!って思います。博論も。この表紙の作り方流行らないかなー。ただし、LaTeXを使いたいのなら、という大前提の元にですが。

参考

TeXPageFilledWithImage」 ただ、このままだと画像サイズのところがうまくできなかったのでちょっと変えてあります。

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