情報科学屋さんを目指す人のメモ(FC2ブログ版)

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Excelでアドインではなく数式を使ってヒストグラムを作成する方法2 このエントリーを含むはてなブックマーク

引き続き卒論シーズンです。実験結果やアンケートの結果をまとめてExcelで図にするとき、度数分布表ヒストグラムにして載せたい人も多いと思います。今回は、実験結果やアンケートなどの数値から、シンプルな度数分布表を作る方法をメモしておきます。

excel-histogram-frequency-00.png

実は今までも、ヒストグラムを描く方法として、アドイン(分析ツール)を使う方法COUNTIFS関数を使う方法を紹介しました。

アドインを使う方法は、少し使い方がわかりにくく、COUNTIFSを使う方法も書き方が複雑という問題がありました。今回はもっとすっきり書くことが出来るFREQUENCY関数を利用する方法を紹介したいと思います。

データを用意

まずA列にずらーっとデータを用意します。実験データやアンケート結果の数値がA1:A1000に1000件あると思ってください。今回は、A1:A1000に「=INT(RAND()*101)」を入力して、0以上100以下のテストの点数を模したデータを作成しました。

excel-histogram-frequency-01.png

ヒストグラムの区切りを入力

次に、B行に区切りとなる数値を入力しておきます。今回は20ごとに区切るために「0、20、40、80、100」を入力しました。実は20ごとに区切るだけならここでの0は不要だったりするのですが、動作を見るために0を入れて、動作が分かるような例にしています。

excel-histogram-frequency-02.png

FREQUENCY関数の入力方法

まず、C1:C7を選択します。区切りの入力が「0、20、40、80、100」の5個でしたが、ここでは6個を選択します。

選択した状態で、数式バーに「=FREQUENCY(データ範囲, 区切り値の入力されている範囲)」を入力します。今回の場合は「=FREQUENCY(A1:A1000,B1:B6)」となります。

そして、入力を確定するときにEnterではなくCtrl+Shift+Enterで確定します。

すると、選択していた範囲に集計結果が現れます。

excel-histogram-frequency-04.png

FREQUENCY関数の結果の見方

FREQUENCY関数の結果の説明を隣のセルに入力してみるとこうなります。

excel-histogram-frequency-05.png

区切りの値を基準に、「より大きい」と「以下」で区切られてカウントされています。なので、区切りの数(5個)より出力される集計結果(6個)のほうが1つ多くなるわけです。

今回は0点も100点もデータの中に存在しますが。集計結果表示の一番上が0"以下"なので0点13個が集計されていますが、一番下の行は100"より大きい"なので、そんな点数は存在しないため0個になっています。

グラフに表示する集計範囲を書く

集計範囲に応じてグラフに表示したい文字を書きます画像では0-20などになっていますが、範囲的には1-20のほうが正確です。

excel-histogram-frequency-06.png

ヒストグラムにする(棒グラフを作る)

集計結果を選択しながら、「挿入>縦棒>2-D縦棒>集合縦棒」をクリックします

excel-histogram-frequency-07.png

すると、グラフが出来上がります。

横(項目)軸ラベルを設定する

グラフを右クリックして、「データの選択(E)...」をクリックします。

excel-histogram-frequency-08.png

すると「データソースの選択」が表示されるので、「横(項目)軸ラベル」の「編集」ボタンをクリックします。次に「軸ラベルの範囲」が表示されたら、先ほど入力した集計範囲の項目名(G1:G6)を選択して「OK」を押します。最後にもう一度OKを押せば、下のような最低限の単純なヒストグラムの完成です。

excel-histogram-frequency-09.png

今回使用したのはExcel2010ですが、Excel2007でもおおよそ同じように出来ると思います。Excel2003はグラフのあたりがだいぶ違うかもしれません。

もっとそれっぽいヒストグラムを作りたいのなら

このように作ると、データを変更すると自動的にグラフも変更されて、とても編集がしやすいヒストグラムが出来上がります。もし、もっとリッチなヒストグラムをExcelで作りたいのなら、このメリットを捨てることにはなりますが、分析ツールを使うとよいです。ヒストグラムの中に累積グラフや平均値を表示したり、そのほかの統計的な集計を行うことが一気に出来ます(少し使い方は難しいですが)。

もっともっと立派なヒストグラムを作りたいなら

もっと立派なグラフを作りたいとなると、Excelの編集結果の見えるで直感的なインターフェースそのものを捨ててRにグラフを出力させると良いと思いますが、今までRの使用経験のない多くの人には必要以上に難しすぎるかもしれないので、まずはExcelで十分そうかを試してみることをおすすめします。

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