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OneNote2010の新機能「インク数式」の実力 このエントリーを含むはてなブックマーク

手書き数式入力機能「インク数式」

インク数式は、OneNote 2010 に新しく追加された機能で、現時点ではWindows 7でのみ動作します。

簡単に言うと、ペンタブレットなどで数式を手書きすると、それが認識され、OneNoteの数式に変換されるという機能です。1ストローク書くごとに変換結果のプレビューが更新されます。次の図は、インク数式の動作画面です。

eq1.png

黄色い部分に手書きすると、上部に認識された数式が表示されます。数式の書き途中(左括弧しかまだ書いていないなど)は大きく崩れることが多いですが、書き上げると非常に精度が高いです数式の構造を解釈しながら認識していることがよく分かります

自動認識の失敗を簡単に修正可能

また、手書きの自動認識では、微妙な違いが認識できない場合が多いので、一文字を選択して候補を表示して正しい文字に変更することも出来ます。次の例は、「O(大文字のオー)」と「0(数字のゼロ)」の誤認識を修正しようとしています。

eq2.png

また、候補に無かった場合は再書き込みも出来ます。再書き込み領域の選択は、文字のクリックや、領域を囲むことで簡単に行えます。

eq3.png

これらの修正を利用することで、一発でうまく書けなくても、安心して数式を手書きできます。また、確定後にOneNoteの通常画面で編集することも出来るので、大方の形を手書きで書き、細かい部分は通常の数式ツールで編集する使い方も可能です。

例 - ナビエ-ストークス方程式の一般形(?)

たとえばこのような偏微分を含むような数式も書けます。νとvの違いは妥協しています。

eq4.png

例 - ニュートンの流体の式(?)

添え字や、アルファベット以外の文字も簡単です。

eq5.png

例 - シュレディンガーの波動方程式

縦棒と括弧の違いがうまく出来ませんでした。同じ形の括弧をペアとして認識してしまうことが原因でしたが、それが不都合になることはなかなかないと思います。

eq6.png

例 - 行列

行列はものすごく簡単です。また、イコールの上に好きな文字を書くことも出来ます。こんなに汚い字でもうまく認識できるのですね(ペンタブは借り物)。

eq7.png

例 - 三角関数&まるごと修正

三角比や、logのような関数はお手の物です。今回変な認識がされてしまっている図ですが、一文字ずつではなく、丸ごと選択することで、その範囲の修正候補を表示できます。

eq8.png

例 - テーラー展開

分数が連続しても認識してくれます最後のプラスが抜けてしまっていました

eq9.png

まとめ

この通り、非常に複雑な数式も手書き入力可能であることが分かりました。 これを通常の数式ツールで実現しようとすると時間がかかってしまいますが、手書きなら素早く、式の構造を意識することなく実現できます。

いくら手軽とは言うものの、さすがに数学の授業のノートをとるほどのスピードは実現できません。しかし、数式を手書きで素早く入力できるという能力はすばらしく、OneNoteのその他の機能のすばらしさを暗示しています(←言い過ぎ)。

まずは数式書き遊びからOneNoteを使ってみてはいかがでしょうか。

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