DHTアルゴリズムSymphonyの解説
事の発端はコレです。
「.@did2memo <<< RT @siritori: ぼーっと、分散ハッシュテーブルのアルゴリズムを誰かにじっくり教わりたいなとか思った。 Chordくらいは理解できたんだけどSymphonyとかPastryがわからぬ」
じゃぁ、Symphonyの説明でも書いてみようかと。
Symphony
SymphonyはDistributed Hash Table(DHT)を実現するアルゴリズムの一つで、有名な物にChord, Kademlia, CAN, Pastry, Tapestryなどなどが有ります。もう大量にあるわけで、私自身でもLFRTとかそういうものを作っていたりします。
Symphonyの立ち位置はと言うと、大御所たちに比べたら知名度は低めだと思います。つまるところ、わざわざ日本語で説明文を書いてHPに載せようと思う人自体少ないと思います。じゃぁ書こうとなるわけです。
Symphonyのスライド
発表する訳じゃないですが、スライドで作りました。喋りが無くても分かるように吹き出しだらけです。 それと、短時間で作ったので、あまり重要でない部分は絵を描いてません。
今回は、Symphonyを読む人がChordを知らないはずがないという前提の元、Chordを多少は(雑誌記事程度でいいかも)知っていることを前提としています。Chordを知らない人はまずChordからどうぞ。
では、以下Symphonyの解説です。急いで論文を読み直して書いたので、間違ってると思いますけど、そんなときは@did2memoなりに教えてあげてください。とはいえ、正確性よりも、親しみやすさ重視です。
まとめ
分かりやすくなっているだろうか。少し高校生向けにしてみたんだが。。。
この記事のコメント
概要がわかりやすく理解出来ました!
Small Worldなにそれすごい
Symphonyの論文はもう印刷してあるので、このスライドを何回か読みなおしてから再挑戦しようと思います!
ありがとうございました>ヮ<
ちなみに、「『ここで言うところの』small world」なので、ただsmall worldと言ったときに指す物はちょっと違います。
> Symphonyの論文はもう印刷してあるので、このスライドを何回か読みなおしてから再挑戦しようと思います!
論文を読みながらスライドを見ることを想定して書いたので、スライドをちらちら見ながら読んでみてください~