firefoxでの自分のクラッシュレポートを見る方法
事の発端
Firefox高速化テクニック8というマイコミジャーナルさんの記事を参考に設定を書き換え、再起動したら、起動しなくなってしまいました。pref.js(マイコミジャーナルのページではpref.jp)のバックアップをとっていなかったので非常に焦る。そして、変更箇所と思われる部分を元に戻しても変化なし。
変更した設定
変更したのは、
content.notify.backoffcount追加の2つ。
nglayout.initialpaint.delay追加
問題発生
変更後、再起動してみると、あら不思議。設定を変更したせいなのか何なのか、なぜか
がすぐに表示されて、一切起動しなくなってしまいました。Mozilla クラッシュレポータ
ご迷惑をおかけして申し訳ありません
Firefoxの動作に問題が発生し、不正終了してしまいました。再起動時には以前表示していたタブやウィンドウを可能な限り復元します。(以下略)
試行錯誤
試行錯誤してみても効果なし。以下、今度使えるかもしれないヒントを掲載。
- firefox.exeの場所
"C:\Program Files\Mozilla Firefox" - about:configの設定の保存場所
"C:\Users\(ユーザ名)\AppData\Roaming\Mozilla\Firefox\Profiles\xxxxxxxx.default\pref.js" - 設定ファイルを指定しているiniファイルの場所
"C:\Users\(ユーザ名)\AppData\Roaming\Mozilla\Firefox\profiles.ini" - クラッシュレポートに関するディレクトリ
"C:\Users\(ユーザ名)\AppData\Roaming\Mozilla\Firefox\Crash Reports"
クラッシュレポート送信
何度やってもだめで、なんどもクラッシュレポート送信画面に遭遇していたのですが、なんとなく送信をしてみました。「問題を解決できるようにMozillaにレポートを送信する」にチェックを入れるだけです。
すると、なんとなくクラッシュレポートフォルダを見つけていたので、気になって中をのぞいてみることに、すると、「C:\Users\(ユーザ名)\AppData\Roaming\Mozilla\Firefox\Crash Reports\submitted」フォルダに、bpで始まるテキストファイルが。
中をのぞいてみると、なんと、ファイル名そのままがクラッシュ IDとして保存されているだけ。
クラッシュIDとは何なのか
クラッシュIDのことなど忘れた頃に、Firefox crashes when you open itという、ページを発見。そこの下の方を見ると、
http://crash-stats.mozilla.com/report/index/<your crash ID here>だそうな。つまり、your crash ID hereのところにbp以降の番号(277ca492-ef87-40ea-b667-051b437f2b78みたいなの)を入力すればクラッシュレポートが閲覧できるそうなのです。
クラッシュレポートを読んでみる
実際にやってみると、クラッシュ時の詳細な情報が。たとえば、コールスタックのリンクをクリックすれば、ソースコードに飛べたりします。
コールスタックは、残念ながらぴんとこなかったのですが、
Crash Reason EXCEPTION_ACCESS_VIOLATIONと、書かれていたので、ファイルを書き換えるときに、ファイルがロックされたままになったりしているのかと思ってPCを再起動してみることに。
解決
すると、あっけなく起動しました。あの苦労は何だったのか。
しかし、自分のクラッシュレポートを見ることができるということが分かってよかったです。