Hydra Vision 小ネタメモ
Hydra Vision
Hydra Vision は、ATIのグラフィックドライバのユーティリティ(?)であるCatalystと一緒にインストールすることが出来る、マルチデスクトップ向けのソフトウェアです。モニタを分割して利用したり、仮想ディスプレイを作成したり、二つのモニタにまたがる位置に移動したウィンドウを自動的にどちらかのウィンドウにずらしてくれたりといった機能が利用できます。それぞれON/OFFできるので便利です。
そんなHydraVisionの小ネタ集という作りかけメモを発見したのはいいものの、扱いに困ったので掲載。
驚きの仮想デスクトップ切り替え操作
デスクトップにフォーカスがある状態でホイールクリックしながらホイールを回転させると、仮想デスクトップを順番に移動させられます。
設定には、「マウスホイールでデスクトップを切り替え」という設定があるのですが、まさか「ホイールクリック中だなんてまず気がつきません。ヘルプには書いてありますけど。
グリッドに取り付けるショートカット
HydraVisionでは、モニタを領域に分割し、それぞれの領域で全画面表示が出来、画面の有効利用が出来るだけでなく、グリッド間のウィンドウの移動をスムーズに行うことが出来ます。ただ、グリッドで善が面する操作(グリッドに取り付ける)が、ちょっとめんどくさいです。
結局、ショートカットで行いたい場合は「Ctrl+Space、b」しかなさそうです。ざんねん。
表記が違う
Hydra Gridのタスクトレイアイコンを右クリックすると、「ウィンドウを移動する際にグリッドを表示しない」と書いてありますが、「ウィンドウを移動する際にグリッドを表示する」の間違いです。いかにも、発展途上ソフトって感じです。そんなに新しいソフトじゃないハズなんですが。
再起動したら位置なんて忘れる
デスクトップマネージャの機能に、ウィンドウの位置を記憶するというものがあります。 そこで、その機能をONにしたまま、Windows Live Messenger、Firefox、Opera、Windows Media Playerを起動したまま再起動してみることに。
結果、さっぱり記憶されていませんでした。
各アプリが独自に記憶してると意味がない
この記憶機能、現状、多くのアプリケーションがそれぞれ独自にウィンドウの位置を記憶するため、ほとんど意味がありません。
逆に言うと、たとえばウイルスバスター2010のメイン画面は本来記憶されないので、デスクトップマネージャが記憶してくれます。
グリッドは記憶しない
HydraVisionを快適に使おうと思ったら、ほぼすべてのアプリケーションをグリッドに配置することになります。
ただし、デスクトップマネージャの記憶機能は、一切グリッドに取り付けた情報を記憶してくれません。
まとめ
CatalystのダウンロードページからHydraVisionがダウンロードできる用になっています。なんか不満なところは多いのですが、CatalystもといATIユーザなら一度はダウンロードして使ってみては。