svn: Malformed network data
Subversive利用時にエラー
Subversiveを利用してコミットを行おうとしたときに、次のようなエラーが発生しました
*** Commit svn commit "D:\........\aaa\bbb" -m "add -I option." svn: Commit failed (details follow): svn: Malformed network data svn: Commit failed (details follow): svn: Malformed network data *** Error (took 00:00.547)
原因の解決
エラーの内容で調べたところ、バージョンの不一致などが原因のようでしたが、いままでコミットでこんなエラーが出たことがなかったので、なんでだろう?と、思いました。
普段と違うところはどう考えてもコミットのコメントである「add -I option.」しか無かったので、まさかと思い、ハイフンを取り除いて「add I option.」としてコミットしてみることに。すると、なんと成功してしまったのです。
内部でどのようなコードが動いているのか分かりませんが、まさか「-I」をオプションとして認識しているってことなんでしょうか。
AnkhSVN導入記 2009年09月版 (4) 使い方編
今回は、もっとも基本的なコミットの方法の確認をします。とりあえずコミットさえできれば、バージョン管理ができたことになるので(Subversionのコマンドについて)。
この記事は、以下の記事の続きです。
- AnkhSVN導入記 2009年09月版 (1) インストール編
- AnkhSVN導入記 2009年09月版 (2) レポジトリ作成編
- AnkhSVN導入記 2009年09月版 (3) ソリューション登録編
AnkhSVNのウィンドウたちとコミット
AnkhSVNをインストールすると、「表示」メニューの中に、
- Pending Changes
- Repository Explorer
- Working Copy Explorer
それぞれ、少しずつ紹介してみます。
Pending Changes(コミットはここから行います)
3つの中で、もっともよく使うウィンドウ。また、今回紹介するコミットもここから行います。では、初回のコミットをしてみます。
左上のCommit ボタン。ここをクリックすると、コミットされます。コミットすることで、レポジトリに対して変更した点を、実際にレポジトリに保存することになります。え?Ctrl+Sの保存はって?Ctrl+Sで保存されるのは、ワーキングコピー(レポジトリからコピーしてきたもの)であって、レポジトリには反映されません。
コミットするときに、そのコミットに対するコメントが記録されます。「このコミットと前回のコミットの間で、いったい何を作業したんだろう?」ということが、すぐ分かって便利ですので、ちゃんとコメントを書いておきましょう。コメントは、Commitボタンを押す前にMessage:のところに入力しておきます。
実際にコミットされるファイル・変更は、下部のリストに一覧表示されます。コミットに成功すると、一覧がクリアされます。
コミットの隣にあるUpdate ボタンですが、これは、レポジトリから、最新のファイルを取得するためのボタンです。ここで注意して欲しいのは、Updateは、ローカルのワーキングコピーを上書きしてしまいます。うっかり押して、せっかくの変更を消してしまわないように気をつけてください。
Repository Explorer
レポジトリを表示して、管理するためのウィンドウ。たくさんレポジトリがあるときは、便利ですが、普段そんなに使うウィンドウではありません。
Working Copy Explorer
こちらは、Repository Explorerとは対照的に、ワーキングコピーを表示するためのウィンドウです。このウィンドウも、Pending Changesに比べたら、重要ではありません。
おわり
とりあえず、コミットできるようになったので、これでよしとしておきます。その他の機能は、Subversionについて調べたり、右クリックで出てくるメニューを調べたりしてみてください。
追記:続き書きました→「AnkhSVN導入記 2009年09月版 (5) 別のPCから接続編」